日本語は難しい
2020-04-02
日本の皆さん、XIN CHÀO シン チャオ(こんにちは)
私はヒエンです。日本に来て4年目になります。
日本語はとても難しい言語です
リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングを習得するには、かなりの時間と労力が必要です。
個人差はあると思いますが、一年かかる人、二年かかる人、三年かかる人、それ以上にかかる人もいるでしょう。その過程で、ほとんどの人が経験をするであろう4つの感情があります。
●1つ目は興味と希望
教科書を開いて、最初のレッスンはひらがなです。
初めて ペンでひらがなを書いた時のことを今でも覚えています。きっと、日本語をマスターしたら、明るい未来が待っているだろうなぁ…と希望を持ちました。
宿題の量が少なくて、物足りなさを感じたりもしました。日本の物語を読んでもらったとき、これまで何万もの単語を読んできたはずなのに、理解できた単語はたったひとつだけで笑えました
●2つ目は達成感と挫折
外国人の日本語レベルを測定するために、日本語能力検定という試験があります。
技能実習生は、N4(基本的な日本語を理解できる)・N3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる)に合格しなければなりません。
私はN3に合格しましたが、それでも日本人とのコミュニケーションは、まだまだ取れていません。
勉強に対するモチベーションが下がり、覚えた言葉も忘れていってしまいます…
●3つ目は葛藤
文法や文字の形、特に漢字を勉強し始めたぐらいから、なかなか覚えられなくて不安になり、落ち込みました。
この段階を乗り越えられたときは、間違いなくご褒美が待っているでしょう。